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うめももね

Author:うめももね
お久しぶりです……!
冬コミお疲れ様でした。2月のラブレ東京申し込みいたしました(・△・)ゞ
またしてもげんこー、頑張ります!!

それからリンク切れとかありましたら、拍手とかでいいので、お気軽にお知らせいただけたら嬉しいです!!
ぽかミスとか、やらかしますので!!!(><。)

PS:サイトの背景戻しました。そしたらやっぱり応援バナーハミました(・△・)ゞ

あ、Twitterだいぶ前にはじめてます。多忙に流されてあまり呟いていませんが、F/Rお気軽にどうぞノシ

意外とひたすら、しつこい感じで御曹司ズ萌えです。

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うたの☆プリンスさまっ♪Debut 聖川真斗(CV.鈴村健一)

こんばんはー!
お正月も終わり、仕事始めですね。
もう、本日お仕事に行った瞬間から、全日本帰りたい協会でした。
お仕事に行かれた皆様、お疲れ様でした!

そんなこんなで、お正月の御曹司×跡取りのちょう短編が一作出来ました。
原案というか原作はいつも表紙をくださる甲羅さんです。

お楽しみいただければ幸いです。

また、1月2日の跡取りの実家での「来客」ツイートは、絶対に御曹司だと思う。
そんな心地で書きました!


タイトル 「発熱は恋煩い。」
書き下ろしちょう短編/(安定の)御曹司×跡取り

※ピクシブで読む方はこちらからどぞぅ!

■諸注意■
・お正月、初詣が終わった後、跡取りが熱を出して……。
・という、なんかお正月のちょう短編です(遅)
・あと、跡取りが2日の夜、ツイートで言ってた「来客」とは御曹司ですよね! と固く信じています(何)
・最近うめももさんちの御曹司はちょっと……ヘタ(もにょ)とかダメ(ごにょ)が多いよね、ということで。
・格好いい御曹司、目指しました☆(←どうしてこうなtt以下ry)
・ちょっと跡取りが、いつもよりもおかしいかもしれません。
・いつも通り甲羅さん(user/942796)とお話ししててできたものです!
・御曹司×跡取りです。どっちかっていうと御曹司→←←跡取りみたいな感じ?
・BLです。
・腐向けです。
・二人は付き合ってません。
・えろはないです。
・以上の事に、許容できる方、お読みくださいませ。
・どちらかといえば、コミケでいっぱい素敵御曹司×跡取り狩られてきたと思うので、箸休め的な感じにどうぞ~ノシ


そして、最近は更新も滞りがちだったのに、拍手くださる方、ありがとうございました!
また、いつも更新するとぽちぽちして行ってくださる方もありがとうございます!

ぽちりとしていただけると、よし! 次もがんばっちゃうぞ!!という気持ちになります。
本当にありがとうございます。
もしまた気に入っていただけたら、ぽちぽちしていただければ嬉しいです^^

「発熱は恋煩い。」

novel:うめももね


 それは元旦の夕方の事――。
 テレビはどこも特番で、現在もST☆RISHが参加した年始番組が放映されている。
 聖川真斗はこたつに入ったまま、それらをじっと瞬きもせず眺めていた。
 いつもなら背筋をぴんと伸ばし、凛々しくも真っ直ぐであるにもかかわらず、何故か本日はくるりと丸まり、こたつの天版に顎を乗せている状態だ。



「ちょっと、なんで寝てないの」
 ガチャリとドアノブを回す音がして扉が開くとともに神宮寺レンの声が響いた。
 レンは左手に土鍋が乗ったトレイを持ち、反対の手で結った髪を解いている。
 さらりと落ちる明るい色の髪の毛が首筋にかかった。白いVネックのざっくりしたセーターに、黒の革パンツ、そしてカフェエプロンという出で立ちだ。
 なんら普通の格好でも、レンがすると普通よりも魅力的に見えるから不思議だ。
 髪をほどいた手でエプロンも外すと、側にあったソファにばさりと引っかける。
 真斗はというと、そんなレンには目もくれずひたすらテレビの画面を眺めていた。
「神宮寺レンが、格好いいのだ」
「またそんな……おまえ熱でも……」
 真斗の言葉にレンが首を傾げると、髪がさらりと揺れた。心配げに柳眉を寄せ、真斗に近づく。
「……あるんだったね、そういえば」
 思い出したように肩を落とすと、はーっと息を吐きながらそう呟いた。



 年内、ST☆RISHのスケジュールは多忙を極め、通常の撮影やテレビの収録、劇団の公演などが重なり、メンバー全員が揃って休暇を取れることなどなくなっていた。
 ところが年明け直前になって、元旦を含め二日間の休暇が全員に与えられたのだ。
 その初日、メンバー全員で初詣に行ったものの、帰宅直後に真斗が体調を崩した。
 たまたまその場に居合わせたレンは真斗に着替えをさせ、寝ているように言いつけたのだが……。 

 

 こたつから離れたがらない真斗を引きずるようにして寝室まで移動させ、ベッドの中に押し込んだ。もちろん体温計も忘れない。
 薬を呑ませるために、作ってきたお粥を食べさせなければならない。
 半身を起させた状態で、土鍋を乗せたトレイを取ってくるとベッドサイドに腰を駆けた。
 そうして、お粥を掬ってレンゲを真斗の口元に差し出す。
「……テレビを見たいのだが」
 お粥を口にする前に、真斗は潤んだ瞳で、レンを真っ直ぐに見てそう言った。
 その一貫して揺るがない姿勢に、レンが苦笑を浮かべて肩を竦める。さらりと首筋に遊ばせている髪が揺れた。
「だめ、明日京都に帰るんだろ。その熱、下げないと」
 言いながらレンがつ、とレンゲを口元で揺らす。
 真斗は不満げな表情を浮かべながらもぱくりとそれを口に含んだ。
 ピピピピピ。電子音が響き、体温計が計測終了を告げる。
 レンが手を離すと、口の中にレンゲが残され、真斗の眉が寄せられた。それからレンは真斗の服の中に手を突っ込み、体温計を取り出す。
「ほらね、三十八度六分」
 思っていた以上に熱が高く、レンが表示を真斗に見せる。
「こんな正月に救急車とか呼ばれたくないだろ。神宮寺レンなら目の前にいるんだから、それで我慢しなよ」
「……む」
 体温計を枕元に置くと、真斗の口元でぶらりとしているレンゲを引っこ抜いた。
 そうしてまたお粥を掬うと、レンがふうふう、と冷ますために息を吹きかける。
 真斗はそんなレンをまじまじと見つめはじめた。
 潤んではいるものの真剣な瞳で見つめる真斗に、レンは居心地悪そうに髪を耳に引っかけつつ、レンゲを差し出した。
 優雅にぱらりと流れるレンの髪に、真斗が釘付けだ。
「貴様は、なぜそんなに格好いいのだ?」
 差し出されたお粥を口にする前に、真斗の唇からぽろりと言葉が零れ落ちた。
 それにレンが眉を下げて苦笑する。
「なにそれ。ギャグ?」
「冗談ではない、本気で言っている」
「……またおまえは。おネツが高いからそんなこと言うのかね?」
 はい、ちゃんと食べて。とレンがお粥を促すと、真斗は首を横に振る。
「違う」
 短くそう言ってから、はむ、とお粥を口に含み、何度か咀嚼してこくんと飲み込んだ。それと同時に咽喉仏が上下する。
「俺が貴様におネツなのだ」
 とても当たり前のことのように、しかしとんでもないことをドヤ顔で言う真斗に、レンの動きが一瞬ぴたりと止まった。

「…………こりゃまた。重症だ」

 逡巡するように視線を室内一周させてから、レンが小さく呟く。
 そうして、次を催促するように真斗の唇が開いたのを合図に、お粥を口に運んでやる。
 ちいさな土鍋に作ってきたお粥を完食させ、持参した解熱剤を飲ませた。
 現在、真斗は顎まで布団を引き上げた状態で、あとはもう目を閉じるだけだ。
「もう寝な、聖川。自分がなにを言っているか、わかってないだろ」
 布団の際を、ぽんぽんと優しくあやすように叩く。
「そんなことはない。貴様が格好いいのは自明の理だ。俺はいつだってそう思……っ」
 薄紅の頬と潤んだ瞳で、至極真面目に告げる真斗の顔を覗き込む。
 さらりと落ちてくる髪が頬に影を作るのに、人差し指でそれを耳にかけながら、レンは自らの唇を真斗のそれに優しく押しつけた。
 熱のせいか真斗の唇は熱くてかさかさと乾いている。触れるだけのキスをした後、そっと顔を離した。
「付け込まれたくなかったら、もう黙って?」
「……馬鹿、もの。伝染る、では、ないか……」
 ゆっくりと開かれる瞼が、潤んだ瞳を晒し出す。
 至近距離でレンを映しこんだそれは、ごそ、ごそと布団の中に更に潜って行く。その様子に、レンがひそやかに微笑んだ。
「むしろ、伝染す勢いで、早く熱を下げなよ」
 おやすみ、そう言いながらレンは真斗の瞼の上に手のひらを当てた。
 すると真斗の耳までもが、かああ、と瞬間的に熱くなる。そうして、真斗の身体の力が抜けたのを感じて、レンがそっと立ち上がった。
 余計なことなど考えずに、早く寝るといい。
 そうして、レンも早く部屋に戻って頭を冷やさなければならない。
 体調不良で意識が定かでない相手に仕掛けるなど、狡猾にも程がある。
 瞼を落とした真斗の顔を眺めてから、トレイを持って部屋から去ろうと歩き出したその時――。

 ぴん、とセーターの裾が引っ張られた。

「ん?」
 なんだ? と原因を探ろうと振返ると、布団から出した真斗の手がレンのそれを遠慮がちに摘まんでいた。
「駄目だ。行っては……」
 言いにくそうに、主張しながら閉じていた瞼が開いてゆく。潤んだ瞳が、懇願の色を浮かべてレンを見上げ始めた。
「……眠るまで、傍に……」
 そう言う真斗の言葉に、レンはまたしても眉を下げた。しかし、レンは困惑しながらも満更でもない。
 大切だと思う相手に求められるのは悪い気はしないものだ。
「やれやれ、とんだお殿様だね」
 諦めたように呟くと、サイドボードにトレイを置く。
 そうしてもう一度ベッドサイドに腰を下ろすと、長い腕を伸ばして真斗の髪を優しく撫でた。



 その後――。
 真斗は熱にうなされつつ、テレビの続きがみたいだの、眠るのがいやだの、帰りたくないだの、さんざん我侭の限りをおねだりし、レンはいちいち面倒見もよくハイハイと二つ返事で付き合った。
 その流れで、二日の夜、帰省した真斗を京都まで迎えに来いとねだられて、レンはやむなく了承をした。



 しかし、実際に新年早々聖川家までレンが出向いたところ、真斗は発熱中の事をなにひとつ覚えていなかった。
 むしろなぜ来た! と、どこか頬を紅くしながら憤る真斗にレンは一言、こう告げたのだ。

「付け込みに来たよ、おネツ様」
 
 その日の夜。
 二人がどこに帰ったのかは、――誰も知らない。

【了】

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