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二次創作物置です。主にオフライン情報。
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うめももね

Author:うめももね
お久しぶりです……!
冬コミお疲れ様でした。2月のラブレ東京申し込みいたしました(・△・)ゞ
またしてもげんこー、頑張ります!!

それからリンク切れとかありましたら、拍手とかでいいので、お気軽にお知らせいただけたら嬉しいです!!
ぽかミスとか、やらかしますので!!!(><。)

PS:サイトの背景戻しました。そしたらやっぱり応援バナーハミました(・△・)ゞ

あ、Twitterだいぶ前にはじめてます。多忙に流されてあまり呟いていませんが、F/Rお気軽にどうぞノシ

意外とひたすら、しつこい感じで御曹司ズ萌えです。

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うたの☆プリンスさまっ♪Debut 聖川真斗(CV.鈴村健一)

お久しぶりですー!
そして御曹司お誕生日おめでとうございます! ということで短編ができました。
既刊の「レン先生の個人レッスン」の続編みたいな感じです。
御曹司、おめでとう! というわりには御曹司、そんなに出ていなかったり……orz
それでも御曹司×跡取りです。よろしかったら、[続きを読む]をぽちりとしてやってくださいませ^^

ここ最近はとんと更新もできずに申し訳ありませんでした。
昨年12月に転職してからというもの、なぜか萌えに時間をとれず……
それでも御曹司と跡取りのことは大好きなので、のんびりまったりと活動出来たらいいなと思っています。
キガツイタラ ラブレ オワッテタンデス……_(:3」∠)_
更新頻度はもともと多くはなかったのですが、更に下がっておりますし。
よろしければ思い出したころに覗きに来ていただけたら嬉しいです。

まだ申し込みはしていないのですが、5月のSCCには参加したいなーなんて考えています。
でもよく見たら、ラブレ7は翌週なんですね……どっちに申し込んだらいいのー……り、りょう、ほう?


タイトル 「恋愛リスタート」
御曹司お誕生日おめでとう短編/全年齢/既刊続編/御曹司×跡取り

ロゴ

※↑のイラストをクリックすると本文に飛びます。
※ピクシブで読む方はこちらからどぞぅ!

■諸注意■
・既刊「レン先生の個人レッスン」の続編的短編です。
・ちょう短いです。御曹司おめでとうの割にはあまりほとんど出てない……といった感じです。
・許せる方のみ[続きを読む]をクリックしてください(・△・)ゞ


そして、いつも拍手してくださる方、いつも本当にありがとうございます^^
表紙レイアウト_コピー本

↑クリックすると大きなサイズになります。


novel:うめももね



【タイトル】恋愛リスタート

・既刊「レン先生の個人レッスン」の後日談的短編です。
・御曹司お誕生日おめでとう短編(のつもり)です。
・でも御曹司、ほとんど出てな……
・短いです!短編ですから(`・ω・´)






 二月十四日。
 どこもかしこも、ピンクと赤とハートに金字。街は総出でバレンタインナイズされている。
 真斗は立ち寄った店のディスプレイを苦々しげに眺めると、手に取ったチョコレートをそっと棚に戻した。
「…………ふぅ」
 バレンタイデーといえば、国民的な大イベントではあるが、それよりも真斗にとって大事なことがある。
 この日は、神宮寺レンの誕生日だ。

 ひょんなことからパラレルワールドに飛んだことで、レンの大切さに気が付いた真斗は、自らの気持ちをレンに告げた。
 レンもそれに応え、長いキスをしてようやく想いが通じ合ったと嬉しく思っていたのに。

「……あの、バカ者め」
 思い返して真斗はちいさく呟き、唇を噛んだ。

 レンは告白以降、真斗を避けている。
 両想いになって初めてのイベントである十二月の真斗の誕生日にも、なんの連絡もなかった。
 最初は怒りを覚えていても、考えれば考えるほど切なくなってくる。
「…………はぁ」
 真斗は床に視線を落として、もう一度ため息を吐いた。
「やはり……」
 好きなのは、真斗だけなのかもしれない。

 こんな時、思い出してしまうのは、パラレルワールドで出会った年上のレンだ。
 もちろん彼はこの世界のレンは違う。それはわかっている。
 でもあの世界では自分たちは家族に認められるほど公認の仲で、レンは年下の真斗をとても大事にしてくれた。
 真斗がこんな切ない想いをしている時、あの大人のレンならきっと望むようにしてくれただろう。
 不安がる真斗のそれが消え去るまで甘い声で囁いて、あるいは不安なことなど何もないと身体に教え込んで……。
「…………っ」
 比べるわけでは、決してない。
 あの大人のレンとも約束したし、この世界でのレンの大切さにも気が付いた。
 だから、絆をきちんと深めようと自分なりに努力したのに。

(仮にも好きだと告げた相手をこんなに放置するなんて……)

 ありえない、と思うのだが、もしかしたらそれがレンの本心なのかもしれない。
 告白されて浮き足立っていたのはきっと真斗だけなのだ。
 そうでなければこんなに避けられるわけがない。
 それでも、12月の真斗の誕生日には、何かしらの一言があるのではないかと期待していた。
 しかし、何もなかった。
 年末で忙しいせいだと自分に言い聞かせて、年明けのメールを送ったが、それに対しての返事もなかった。
 その後、仕事で顔を合わせてもそつなくされるばかりで……。

(両想いがこんなに辛いものだとは……)

 本当はレンの誕生日に、自らの気持ちと共にチョコレートを送ろうと考えていた。
 けれど、想いが真斗の独りよがりであるならば、レンにとってはただの迷惑でしかないのだろう。
 それなら、いっそ……。
「…………やめよう」
 つれなくされている自分には、レンの誕生日を祝う資格など、きっとないのだ。
 真斗は僅かに後ろ髪を引かれる思いで、華やかに彩られた催事コーナーに背を向けて足早に歩き出した。


* * * * * 


「ただいま帰りました」
 返る声がなくても真斗は必ず玄関のドアを潜ると挨拶をする。
 それから玄関でマフラーを外し、帽子とコートを脱ぐと靴を揃えた。
 人の気配がしない廊下は、まだ誰も帰宅していないことを真斗に教えてくれる。
 だいたいマスターコースで一緒に住んでいると言っても、スケジュールをすりあわせることはほとんどない。
 かろうじて、蘭丸が真斗の夕食を食べたい等、連絡してくる程度だ。
「…………」
 ふぅ、と今日何度目かわからないため息を吐き、真斗はレンと共に割り当てられている部屋のドアを押しあけた。

 ふよん――。

 ドアを開けると、ピンク色の物体が一つ。
 真斗の目の前を横切って、ゆらゆらと揺れる。
「なんだ、これは……?」
 それは、ピンク色のハート型の風船だった。
 その上ヘリウムはほどよく入っているようで、風船はちょうど真斗の眼前で揺れていた。ご丁寧に紐までついている。人差し指で突くと、ゆらゆらんと風船が揺れた。
 まるで、今の真斗の気持ちのように不安定で頼りない。
 真斗は苦笑を浮かべると風船の紐を指に絡めて、くいと軽く引っ張った。

 ぴろりん!

 その瞬間、不意にコートのポケットの中から携帯電話の音が鳴り響く。

『テレビつけて、同じようにして』

 メールはただそれだけの一文のみ。送信元はレンだった。
「なんの、ことだ?」
 緩く首をかしげつつも、真斗は室内にあったテレビのスイッチをオンにする。
 するとちょうど画面に映し出されたのは、ある体感型バラエティの番組だった。
 画面の中ではトキヤ、レン、翔の見覚えのある面々が司会の誘導に則って、色とりどりのハート型の風船を割るゲームしている。どうやらバレンタインにちなんだ企画ゲームらしい。
 身体を張ってなんでもこなす翔はともかくとしても、トキヤやレンがこういったバラエティに参加しているのは珍しい。真斗は口元を緩く笑ませながら、つい画面に見入った。
 こんなに屈託なく笑っているレンを見るのは久しぶりだ。
 どうやら番組を眺めていると、風船の中にはクイズが隠されており、それに応えて正解するとポイントが貰える仕組みなようだった。

 ふよん。

 真斗の視界の隅でハート型の風船がゆらりと揺れる。

『テレビつけて、同じようにして』

 レンからのメールを思い出して、真斗は思案するように首を傾げ風船に手を伸ばす。
「……割れ、ということか?」
 ゆらん、と真斗に寄りそう風船をひとなですると、裁縫箱から針を取りだして躊躇いながらも一刺しする。

 パァン!

「!」
 風船は大きな音を立てて割れ、辺りに中に入っていたらしい細かな紙吹雪が宙を舞った。
「……っ、」

 ひらり、ひらり――。

 その中でも紙吹雪よりも大きな白い紙が、ひときわ大きく舞って、ぽとりと床の上に落ちる。
「……うん?」
 真斗は瞬いてそれに手を伸ばすと、かさかさと音を立てながら、四つ折りにしてあるメモを急いで開いた。
 そこには……。

「!!!」
 書いてある文字を目にして、一気に顔が熱くなった。
 ちいさくても、間違いなくレンの字だ。
 文の意味を考えようとするが、上手くいかない。
 そうしている内に、どんどん鼓動が早くなって、呼吸すらままならなくなってしまう。
「……バカ、者め……」

 メモを眺めながら、真斗の耳まで紅色に染まる。
 これは恐らく、レンからの誕生日プレゼントのリクエストなのだ――。
 書いてある言葉が、もし、そのままの意味だったら……。


 ――今夜、お前をもらいに行くよ――


 先ほどまでの不安な気持ちは、もう吹き飛んでしまった。
 と、同時に、不意に真斗の携帯電話が鳴りだした。相手はもちろんレンだ。
 

「……っ、もう!」

 バカ者め、と続く言葉は出てこなかった。
 ドキドキが邪魔をして、携帯の操作がおぼつかない。

 コールが繋がって、痺れるような甘く低い声が真斗の耳元に届くまで、そう時間はかからなかった。
 久しぶりのレンの声に、真斗の胸が詰まりそうになる。

(まるで止まっていた時間が動き出したみたいだ)

 触れればどんどん溢れてしまう。狂おしいほどの相手への気持ちも、かけがえのない愛しさも。
 ここ数か月の寂しさですら、この嬉しさには叶わない。
 それは眩暈を覚えるほど幸福感――。

『……ね、聞いてる? 真斗』
「……、ああ」

 ハートを割って出てきたのは、むきだしの熱い想い。
 そして新しい二人の恋の行方――。
 
 今夜――。真斗はきっとチョコレートの代わりに、レンの元へ貰われてゆくのだ。

【了】
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