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うめももね

Author:うめももね
お久しぶりです……!
冬コミお疲れ様でした。2月のラブレ東京申し込みいたしました(・△・)ゞ
またしてもげんこー、頑張ります!!

それからリンク切れとかありましたら、拍手とかでいいので、お気軽にお知らせいただけたら嬉しいです!!
ぽかミスとか、やらかしますので!!!(><。)

PS:サイトの背景戻しました。そしたらやっぱり応援バナーハミました(・△・)ゞ

あ、Twitterだいぶ前にはじめてます。多忙に流されてあまり呟いていませんが、F/Rお気軽にどうぞノシ

意外とひたすら、しつこい感じで御曹司ズ萌えです。

pixiv.gif ついった

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うたの☆プリンスさまっ♪Debut 聖川真斗(CV.鈴村健一)

御曹司、お誕生日おめでとうございます~*

というわけで。
ラヴ♥コレクション2012無料配布本、実はまだあるんですが(笑)せっかくのアニバーサリー本なので、公開します。

タイトル 「チョコ×チョコ×キス」
小説/A5/コピー/P12/全年齢
◇内容◇
つきあっている……? 
ハズなのにバレンタインは何の約束もないまま。
そんなレンに真斗は……。読み切り甘ラブチョコレート本です。

チョコ×チョコ×キス表紙

実は無配本だったんですが、表紙は↑のとおり、クラフト紙に黒一色で。
遊び紙にピンクを入れて、左下のハートを型抜きしました。
意外とバレンタインらしく、可愛くできたのでした^^
※表紙をクリックすると本文に飛びます。
※ピクシブで読む方はこちらからどぞぅ!


■諸注意■
・御曹司と跡取りはもう出来上がっているところからです。
・うちのいつもの御曹司×跡取りよりも、だいぶ甘いめテイストです(当社比1.3倍)
・甘いめ御曹司×跡取りを許容できる方だけ↓の[続きを読む]をクリックしてください(・△・)ゞ



それから何度も何度もシツコイですが。
■「舞雪カレイドスコープ」についてのお知らせです。
ご存知の方は、読み飛ばしてくださいませ^^
・実は冬コミ発行の「舞雪カレイドスコープ」ですがラヴコレにて、再発行をしております。
・詳細については、こちらをお読みください。
・冬コミでご購入いただいた方がいらっしゃいましたら、無償交換しますので当サイトのこちらをご覧ください。
・また再発行した「舞雪カレイドスコープ」の書店委託、とらのあなさんで始まりました。こちらからどうぞ。※書店分は完売しました。
・自家通販はこちらから!


なんか、前置きが長くてすみませんorz
いつも拍手くださる方、コメントくださる方。本当にありがとうございます。
拍手していただけると、見てくださる方いるんだなってモチベーションがぎゅーんと上がります^^
また今回のも気に入っていただけたら、ぽちりでも、一言でもいただけたら嬉しいです^^

では、ブログで読まれる方は[続きを読む]からどうぞノシ

チョコ×チョコ×キス表紙



Cover design:甲羅まる さま
novel:うめももね



タイトル:チョコ×チョコ×キス




 濃紺にかかる分厚い曇天から、白雪が音もなく舞い降りている。
 暦の上では春も過ぎたと言うのに、天候はまだまだ冬のままだ。
 聖川真斗は、早乙女学園の寮の自室から、薄くカーテンを開き、外を眺めて細く息を吐いた。その眉間には深い皺が寄せられている。
「まだ、か……」
 真斗は、ちらりと室内の時計へと視線を向けた。
 本日はバレンタインデーだ。
 巷ではチョコレートを贈る日として、大層な盛り上がりを見せていたが、早乙女学園内では、話題にすら上らなかった。
 それは、シャイニング早乙女が学園長の名前で「特定菓子贈与禁止令」が出したせい。
 それと同時に購買からもチョコレートというチョコレートが姿を消した。
 確かに現在は卒業間際。
 来月の卒業オーディションを目の前にして、それ以外で浮き足立つのもどうかと思うと同時に、なによりも絶対恋愛禁止のルールの下、色恋沙汰を推奨するようなイベントを学園側が許可するはずもない。
 それでも昨今では「好きな男性にチョコレートを渡して告白をする」という意味合いよりも、友人同士や世話になった人に渡すほうがメインになりつつあるようで、一時期クラス内でも話題に上っていた。
 その手の話題に疎い真斗も、クラスメイト達の話題に上ればイヤでも耳に入ってくる。
 同時に、寮の同室である神宮寺レンの誕生日がその日であることも、予備知識の一環のような顔をして真斗の耳に届いたのだった。


* * *


 真斗は現在、レンと付き合っている……という表現は正しくないかもしれないが、いろいろあって気持ちを通じ合わせ、身体も重ねる仲だ。
 世間一般ではこういうのを恋人と呼ぶのかもしれない、とも思っている。
 だいぶ控えめな表現ではあるが、もちろん理由があった――それはレンが真斗と同じように考えているかどうかわからない、ということだ。
 今日だって、レンは出かけている。
 恐らく女性と出歩いているに違いない。
 別にその辺を身奇麗にしろなどとこだわるつもりも、やきもちのような気持ちを抱くこともないが、記念日を一緒に過ごさないというのは、やはりレンとの関係は、真斗が思うようなものではないのだろうと思うわけで。
 思い起こせば、初めて身体を重ねた翌朝ですらレンはなんでもない顔をしていたように真斗は思う。

 基本的にレンはフリーダムだ。後一時間もすれば日付が変わるけれど、それまでにレンが戻ってくるかどうかもわからない。午前様も良くあることだ。
 しかもこの寮のルールは、基本的にレンと同じでフリー。学業に支障がない、恋愛を絡めない、この二つを守れば、ほぼ好きにしていいことになっている。
 真斗はそっとカーテンを締めると、静かに窓から離れた。
「これではあいつを待っているようではないか」
 少しだけ不満げに唇を尖らせると、真斗はちいさく肩を落としてそう呟く。
 認めたくないというように緩く首を横に振り、自らのスペースに戻ると、愛用の文机の引き出しをそっと開いた。
 そこには、コンビニやスーパーでよく見かける茶色い包みの板チョコが一枚鎮座ましましている。
 これは、一月中頃に、真斗自ら買い求めたものだった。
 バレンタインデーがレンの誕生日。
 そう知った時には、通例のことであるようだし、真斗も自らの気持ちも込めてレンにチョコレートを渡そうと思ったのだ。
 しかし、街の百貨店のバレンタインコーナーには例によって例の如く元気のよい女性ばかりで、男の真斗がふらりと立ち寄って購入できる雰囲気でもなかった。
 バイタリティ溢れる女性を眺めているうちに、男からチョコレートを贈られてもレンには迷惑なのではないかという疑念が、真斗の頭をよぎったのだ。
 挙句の果てに気持ちが通じたと思ったのも真斗の勘違いで、レンはただの性欲処理だと思っているのかもしれない。
 一度もたげた疑念は一日真斗を苛み、結局考え過ぎて疲れ果てた上に購入できたのは、食品コーナーにあったその板チョコ一枚だけだった。
 それから今まで一カ月ほどあったが、レンにその問いをぶつけることもできず、本日に至る。
「…………」
 引出の一番上にあるチョコを見ると、あの日からの苦い気持ちがそこはかとなく真斗の中に沸き上がってくる。
 けれど、チョコレートに罪はないのだ。
 真斗はもう一つ息を吐いて、覚悟を決めたようにそれを取り出した。
「……どちらにしても自分で片付けるまで」
 真斗は箪笥から割烹着を取り出すと、浴衣の上から手際よく着用する。
 そして備え付けのちいさい冷蔵庫から、牛乳を取り出すとミニキッチンに向かった。
「今夜は冷えるからな」
 ちいさく呟いた言葉が、どうしてか言い訳のように聞こえて真斗は唇を苦く歪めた。
 想いを振り切るようにミルクパンを手に取り、牛乳を入れて温める。
 ミルクを温めている間に、今度は板チョコを割る。
 チョコは開封する前に、布巾を乗せて包丁の背で叩き、なるべくちいさく、細かく砕いてゆく。
「心も、こんな風に砕けたらもっと楽なのに……」
 呟きながら銀紙を開くと、そこには大小さまざまに砕けたチョコが姿を現した。それをほどよく温まった牛乳の中にさらさらと落としてゆく。
 後は木べらでよく撹拌するだけだ。
 室内に、甘い匂いが立ちこめてゆく。
 チョコレートは白さに溶けて、すっかりブラウンへと変わっていた。
 例え気持ちを砕いたところで、まったくなかったことになど出来ないのだ。
「……俺も、同じか」
 ぼんやりと鍋の中のチョコレート色を眺めながら、真斗はもう一度深いため息を吐いた。

 液体が沸騰する前に火を止めて、シンクに伏せてあったレンのカップに注ぐ。
 レンのカップを拝借したのは、自らの持ち物は湯のみしかないことと、後はなんとなく、だ。
 それからシンク下に置いておいた、調理用のラムを取り出して、三滴ほど落とせば出来上り。
 カップから湯気を上らせる飲みものを見て、またしても真斗は息を吐いた。
 これを飲んだら、もう寝てしまおう。
いろいろぐちゃぐちゃ考えたけれど、そんなことは忘れよう。レンとのことは今まで通りだし、今更何かが変わるとは思えない。
 問題は真斗の気持ちだけなのだ。
 そうしてカップに手を伸ばそうとしたその時だった。


* * *


 ガチャリという音が響いて、同時に冷たい空気が入り込んできた。
「ただいま」
 ファー付きのコートを羽織り、手にちいさな紙袋を持ったレンが、キッチンシンク前でマグカップを睨みつけていた真斗に瞬きながら問いかけた。
「……っレ、……、神宮寺?」
「そんな怖い顔して、なにしてるの?」
 カップから手をひっこめた真斗が、割烹着を脱ぎながらふい、とレンに背中を向ける。
「お、遅かったな。帰ってこないかと思ったぞ」
たった今までレンのことを考えていたなど、絶対に口にできない。
「まぁね。オレも無理かと思ったよ。本家に寄ったら、うっかり来賓の相手をさせられてね、抜け出せなくて……」
 寂しかった? とちいさく笑うレンに、そんなわけあるか、と返しつつも真斗はいぶかしげに眉を寄せた。
「あー疲れたー」
 レンは紙袋をシンクに置き、ばさりと音をさせてコートを脱ぎ、ソファの背に放り投げる。
「神宮寺、コートはちゃんとハンガーにかけろ」
「後でやるよ」
「お前の後は信用ならん」
 真斗はそう告げながら、レンのコートを手に取ると、さっさとそれを片付けてしまう。
 レンはその背中を眺めながら、ちいさく肩を竦めると、シンクの上に乗ったままのマグカップに気がついて、そっと近づくと中を覗き込む。
 手を伸ばし、まだ温かいそれに触れると込み上げた愛しさを吐き出すように、じんわりと笑う
「小言がうるさくても、実家よりここがいいな、オレは」
 レンのおどけてはいるが暖かい声音に、真斗は言っていろ、とちいさく返しながらようやく振返った。
「お前……」
 視線の先のレンは、先ほど真斗が作ったホットチョコレートの入ったカップを、断りもなく唇に寄せていたのだ。
「うん、うまい」
 こくりと嚥下するレンの口元を凝視しながら、真斗はちいさく唇を噛む。
「だって。これ、オレにでしょ?」
 違うと言いかけた真斗は、そのまま口を噤んだ。
レンのカップに入ったものをそう思っても仕方がないのだ。
「どうにでも、好きに取ればいい……」
 困ったように視線を逸らして真斗はごにょごにょと告げる。レンはその様子にわかったと頷くと、シンクの上の紙袋からよく見かけるシアトル系コーヒー屋のロゴの入った紙のカップを一つ取り出した。
「これは、オレから」
 あげると言う言葉に真斗が手を伸ばすと、蓋の隙間からほの甘い香りが立ち上る。
「これは……」
「テイクアウト。期間限定で抹茶とチョコのがあったから。それ」
 面食らう真斗にレンがご機嫌に笑って、自らの持つマグカップを揺らした。
 飲み口から蓋を開けてみるとなるほど、コーヒーではないようだ。くん、と匂いをかぐとチョコレートの甘い匂いに混じって、抹茶の香りがする。
「本当は、ちゃんと買って渡そうと思ったんだけど……なんかレディたちの中に飛び込む勇気がなくてね」
 結局これにしちゃった、と笑うレンの言葉を真斗は瞬きながら聞いている。
「お前から貰えるとは、思わなかった」
 蓋を開けて唇を寄せると、甘い香りが真斗の鼻腔を擽った。
「オレだって思わなかったよ。でも、おんなじこと考えてた」
 嬉しそうにレンが言う。
 そんなレンを眺めて、真斗も嬉しさで胸が温かくなった。
 暖かな空気の中、互いが互いの手の中の飲み物を、ちびちびと啜る。
 室内では、平等に刻む時計の針の音だけが、二人を包んでいた。

(一ヶ月前から、一人でぐるぐると考えていたことが馬鹿みたいだ)

 真斗は抹茶チョコレートを飲みながら、心中でひっそりと微笑んだ。
 想いを言葉にして伝え合わなくても、二人の気持ちはちゃんと繋がっていた。
 そんなことが、ただ嬉しい。
 真斗はレンの言葉を噛みしめながら、手元のそれをこくりと飲んだ。甘い抹茶とチョコレートがじんわりと真斗の中に浸透してゆく。
 真斗はふと思い出して、時計の針へと視線を向けた。まだ日付が変わるまで、ゆうに三十分はある。
 そういえば、今日はレンの生まれた日だ。
 今、ここに共に在れる事実が素直に嬉しいと思えて、真斗の唇にちいさな笑みが浮かぶ。
「……誕生日、おめでとう。神宮寺」
 言葉少なに、けれども想いを込めて、真斗はそう告げた。
「ありがとう、聖川。でも、そう思うなら名前で呼んでくれ」
 片眉だけを跳ね上げて、緩く笑いながらレンが告げる。
「…………、れ」
 普段から呼び慣れない名前を呼ぼうとすると、なかなか唇から出てこない。
「真斗」
 レンが真斗を後押しするように、するりと名前を呼んだ。その言葉が真斗の耳に届くと、どきりと胸が高鳴る。
「……っ、レン」
 ようやく唇から零れた名前は、語尾がちいさく震えた。
 それでもレンは嬉しそうに微笑んで、一歩近づき腕を伸ばすと、真斗の手の中のカップをすいっと取り上げた。
「真斗」
 名前を呼ばれるたびに、距離が少しずつ詰められる。
「レン……」
 真斗がきちんとレンの名を呼べたときには、もう身体が密着するほど目の前だった。
 互いのカップはいつの間にかテーブルの上に置かれている。
 そんなことを真斗が確認する間に、レンの顔が近づいて、真斗の唇にそっと重なった。
 ちゅ、と軽い音を立ててすぐに離れた唇は、今度は真斗から追いかけるようにして、触れ合わせる。
 誘うように唇を薄く開くと、レンの舌が遠慮がちに差し入れられた。
 互いの熱を確かめるように、ゆっくりと舌を絡めあう。
「……ん、」
 舌先が擦れあうたびに、くぐもった声がちいさく零れ落ちる。
「……ぁ、ふ」
 離れてゆく唇の余韻を愉しみながら、真斗は艶めいた息を吐いた。唇が触れ合う距離で、互いの吐息も感じあう。
「あまい」
「お前は抹茶味」
「ばか」
 互いの言葉にさざなみのように笑い合うと、またしっとりと唇を重ねあう。
 角度を変えて、深さを変えて、僅かな水音を響かせて、飽きることなくキスを続ける。
 結局室内の時計が零時を知らせる音を鳴らすまで、二人はキスを続けたのだった。

 その後、キスで気持ちが盛り上がり、二人でベッドに雪崩れ込んだことは、言うまでもない。


* * *


 ひとしきり愛されて、ぐったりと肢体を投げ出した真斗は、ベッドの中でレンが今日どこに行っていたのかを聞いた。
 結論は、どこかの女性に会いに行っていたことには変わりはなかった。……が、それはレンの母親だという。
 レンは柄にもなく、誕生日には毎年行ける範囲で母親の墓に挨拶に行っている、ということらしい。
 行為の最中に、ここ一ヶ月分の真斗の心中を吐露させたレンは、事後にそんな裏話を語ってくれた。
 照れたように話すレンに、真斗の不安を抱えていた心が、ほっと息を吐く。
 それと同時に。
 レンが自らの誕生日に親に感謝できる男であることを、真斗は喜ばしくも、好ましくも思うのだ。

 互いのチョコの味を共有したように。これから、もっと二人で心を通わせてゆくことも可能だろう。
 けんかをすることもあるかもしれない。
 互いの新たな面を見るたびに、胸がときめくこともあるかもしれない。
 そんな風に日々を過ごして、来年も再来年もその先も、ずっと一緒に誕生日を祝えたらいい。

 とろとろとした心地のよい眠気に身を任せつつ、レンの温もりに身体を寄せると、真斗はゆっくりと意識を手放したのだった。



【了】



■作中、跡取りが作っているホットチョコレートレシピです。


【ホットチョコレート】

<材料>
板チョコ<ミルク>…1枚
※チョコレートの分量は、好みに応じて調整
牛乳…150ml
ラム酒…適宜
※なくてもOK

<作り方>
【1】ミルクパンに牛乳を注ぎ、弱火で温めます。
※牛乳は沸騰させないように気をつけます。
【2】板チョコを開封せず、ふきんかタオルを乗せて包丁の背で砕きます。
【3】その後ミルクパンにチョコレートを入れて、木べらでムラがなくなるまで混ぜます。
※牛乳は沸騰させないように注意して下さい。
【4】カップに入れて、ラム酒をお好みで垂らせば出来上がり。
※ラム酒はなくても美味しく頂けます。

<作中の聖川さんが作っているこのホットチョコレートのレシピは森永天使のお菓子レシピを参考にしました>

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