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うめももね

Author:うめももね
お久しぶりです……!
冬コミお疲れ様でした。2月のラブレ東京申し込みいたしました(・△・)ゞ
またしてもげんこー、頑張ります!!

それからリンク切れとかありましたら、拍手とかでいいので、お気軽にお知らせいただけたら嬉しいです!!
ぽかミスとか、やらかしますので!!!(><。)

PS:サイトの背景戻しました。そしたらやっぱり応援バナーハミました(・△・)ゞ

あ、Twitterだいぶ前にはじめてます。多忙に流されてあまり呟いていませんが、F/Rお気軽にどうぞノシ

意外とひたすら、しつこい感じで御曹司ズ萌えです。

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うたの☆プリンスさまっ♪Debut 聖川真斗(CV.鈴村健一)

お久しぶりです。だいぶ空いてしまいました^^ゞ
前回の「春ちゃんに聞いてみました。その弐」からの続きを書いていたんですが、うっかり長くなる上に、まだ終わってませんorz
こちらが書き終わる前に、冬の原稿の〆切が近くなってしまいました。
一応、書いたところまでの区切りのいいところまでをUPしておきますので、よろしければご覧くださいませ^^
半端なものをUPしますので、一応カテゴリはSSではなく、メモ扱いしてあります。
書いたもの一覧にも反映しません。

続きが気になって、終わってからじゃないと読めない……! という方は開かない方がいいですよー。
こまぎれでもぜんぜん読める! という方だけ、↓の[続きをよむ]からご覧ください。

後ほど、この記事は消して。出来上ってから一作品として統合します。
続きは具体的にいつ頃になるの? というと。
これは冬の原稿を入稿してからになります。

タイトル 「春ちゃんに聞いてみました。その参①」

えーっと、春ちゃんってタイトルにありますけど、春ちゃん出てきてません。
今度こそ、御曹司と跡取りのターンです。ずっとこのターンなら良かったんですけどねえ。
結局、ここにきてこうなりました(笑)
まだ完結していないので、お気をつけくださいませorz

いつも拍手してくださる方、ありがとうございます。
ぽちりとしていただけると、見ててくださる方いるんだなー、頑張ろうって思います^^
本当にありがとうございます。明日の活力です(・△・)ゞ

もしまた気に入っていただけたら、拍手ぽちりとしていただければ嬉しいです^^


続きを読む からどうぞ! ↓
title:「春ちゃんに聞いてみました。その参の①」


 真斗が一通りの授業と、歌のレッスンが終わり、寮の部屋まで戻ってきた時にはすっかり夕暮れだった。
 教科書類の入った鞄を几帳面にも定位置に置き、校舎から寮までの短い距離でも、耳につけていたヘッドフォンを外す。
 その瞬間、換気のために開けていた窓から、夏の匂いを感じさせるさわやかな風と共に、耳に心地いい音が流れてきた。
 ベルベットのように優しくてまろやかな、且つ切ない綺麗なサックスの音色――。
 楽譜をなぞるだけの行儀のいい音じゃない。
 深い愛情と隠し切れない激情と、ままならない想いを抱えて、その迷いまでもうつくしく奏でてゆく音に、真斗は僅かに眉を寄せた。
「…………」
 その音を紡いでいるのは、間違いなく同室のレンだ――。姿など見なくても、真斗にはすぐにわかった。
 その技術もさることながら、こんな風に耳にしただけで望まなくても心を突き動かされるような「音」を楽器で表現できる人物を、真斗はレン以外に思いつかない。

 外から聞こえる音に誘われるようにレンのスペースに足を踏み入れ、窓際に近づいてしまう。
 視界に飛び込んできた空は、西の夕暮れから、東の濃紺が綺麗にグラデーションを描いている。
 追いかけても、追いかけても、鮮やかな夕暮れに、青紺の手が届くことはない。
 そんな空の色すら、レンの切ない音色に同調しているようにも思えた。
 恐らく、レンがいるのは校舎棟の屋上だろう。
 窓枠に背中を預けながら、瞳を閉じてその音色に耳を傾ける。
「相変わらず、音では嘘が吐けないやつだ」
 口元に僅かに笑みを浮かべながら、真斗が誰に言うでもなく呟いた。
 真斗はレンの奏でる音が嫌いではなかった。
 なによりもレンが奏でる音楽は、表面的に繕う姿よりも遥かに雄弁だと感じるからだ。
 そう考えると今日は、切なさが澱のように溜まってゆくかのような音色だ。
 もしかしなくても、レンにこんなに切ない想いをさせる相手がいるのだろう――。
 その相手が誰であるか、は真斗にはわからない。ただ、レンの想い人が真斗ではないことだけはよくわかっていた。
 真斗とレンの関係は、好きとか嫌いとかそんな感情が伴うものではない。
 恋愛禁止というルールの中での合理的な性欲処理の相手というだけだ。
「…………」
 その単語が脳裏を掠めただけで、真斗の胸が微かに痛んだ。
 息苦しさに無意識に胸元のシャツを掴んで、真斗は細く息を吐く。
「…………?」
 痛む理由などどこにもないはずだ。それなのに不意にやってきた不可思議な感覚に、真斗が眉を顰める。
 ぎゅっと掴んでいるシャツの皺にのろりと視線を落として、更に首を傾げた。
「この気持ちは、一体……?」
 言葉にしても、その答えは誰からも返ってくることがない。一本一本指を開くようにして、真斗はシャツからゆっくりと手を離した。
 
 もともとレンは気が多い男だ。なんだかんだで常に女性を侍らせており、この部屋に連れ込んでいたことだってある。
 かかってくる電話も常に女性から、かける電話もほぼ女性あて、そして休日は女性と出かけて部屋にいたためしがない。
 
 どうしてそんな相手に、こんなに切ない気持を覚えているのか。真斗にはわからなかった。
 まだ聞こえてくるサックスの音から伝わるレンの気持ちは、真摯で切ない――。
 正直、もう耳を塞いでしまいたい。真斗は無言で窓に手を伸ばした。これ以上聞いていると、感情がささくれて、どうにかなってしまいそうだった。

 完全防音の建物が外からの音を遮蔽して、真斗は大きく息を吐いた。これで音色に惑わされることはない――。そう安心して窓から、校舎の屋上を見上げた時だった。
 ちらりと屋上にふわふわと舞うピンク色の髪が見えた。
「七海……?」
 目を凝らして見ようと窓に手をついて眺めると、彼女の隣には見慣れたレンのシルエットがあった。二人は身を寄せ合い、手を繋いでいるように見える。
 その姿に真斗はちいさく息を呑む。
「まさか、神宮寺は……七海、が……?」
(彼女に聴かせていたから、あんな音色が出たの、か――……?)
 真斗はそこまで思考を巡らせると、瞳を強く閉じる。そして苦い気持ちを噛み締めながら、黙って窓から離れたのだった。

[未完]
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