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二次創作物置です。主にオフライン情報。
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うめももね

Author:うめももね
お久しぶりです……!
冬コミお疲れ様でした。2月のラブレ東京申し込みいたしました(・△・)ゞ
またしてもげんこー、頑張ります!!

それからリンク切れとかありましたら、拍手とかでいいので、お気軽にお知らせいただけたら嬉しいです!!
ぽかミスとか、やらかしますので!!!(><。)

PS:サイトの背景戻しました。そしたらやっぱり応援バナーハミました(・△・)ゞ

あ、Twitterだいぶ前にはじめてます。多忙に流されてあまり呟いていませんが、F/Rお気軽にどうぞノシ

意外とひたすら、しつこい感じで御曹司ズ萌えです。

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うたの☆プリンスさまっ♪Debut 聖川真斗(CV.鈴村健一)

今週、のんびりSS書いてました。
のんびりしすぎな感じもしますwww
個人的に両想いだけどすれ違い、ってのがやっぱり好きみたいです^^ゞ

そういえば明日はハロウィンですね。
ついったーで、以下のようなことを呟いたのですが、
ほんとフォロワーさん少ないので、こちらにも^^ゞ

【うたプリハロウィン】
音也:お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ
那月:お菓子を貰いつつ悪戯してもいいですか?
トキヤ:お菓子は頂きました、しかし悪戯もします。
レン:例えお菓子をくれたって俺の悪戯を止めることはできないよ
真斗:悪戯するとは子供か!?
翔:お菓子ありがとう悪戯より一緒に食おうぜ!

もともとは、こういう↓ネタがツイッターのRTで流れていたので、考え付いたものです。
↑は、これの二次創作になりますwww

【元ネタ】
Trick or Treat(お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ)
Trick and Treat(お菓子を貰いつつ悪戯するぞ)
Trick but Treat(お菓子は頂いた。しかし悪戯する)
Trick yet Treat(例えお菓子をくれたとて、俺の悪戯を止めることはできぬぅ!!)


さて、しょーもない話はこの辺で。
本日の更新内容は、

タイトル 「悪魔と騎士のボーダーライン」
なんとなく事後な感じで。
ピロートークしたい御曹司としない跡取りの煮え切らない話です(何)
どこまでも交わらない。だけど実は同じ気持ちの二人の関係なんかを
ちょっとでも愉しんでいただければ嬉しいです。
そして気に入っていただけたら、拍手でもぽちりとしていただければなお幸せですv

hyoshi_pixiv.jpg

ピクシブでも読めます。ピクシブで読む方は↑の画像をクリック。
ブログで読む方は、続きを読む からどうぞ! ↓







 


「悪魔と騎士のボーダーライン」


 しゅるり、という衣擦れの音だけをさせて、真斗は静かにベッドから降り立った。
 そしてレンに背中を向けると、くしゃくしゃになった浴衣を拾い上げて袖を通す。
 真斗の程よく筋肉のついた背中を、レンはぼんやりと眺めていた。
「どうせすぐにシャワーを浴びるんだろ」
 そんなにきっちり着込まなくても、というほどに帯までしっかり締める真斗に、レンは首を傾げて問う。
「どうしようと俺の勝手だろう」
 振り返りもせず告げる真斗に、レンはシーツの中で、そうとはわからないように細く息を吐いた。
 和服姿の背筋の伸びた綺麗な背中が、シャワールームに去ってゆく。
 こんな時、真斗は絶対にレンを振り返らない。
 だからレンはそれを忌々しいと思いながらも且つ安心して、一抹の寂寥と共にその綺麗な背中を眺めるのが日課になっている。
 パタン――。
 静かに、でも確実にシャワールームの扉が閉じる音が響いた。
「……どこまでも可愛くないね」
 やれやれと肩を竦めて、レンはごろりとベッドに横になる。
 そもそもレンはベッドに一人で横になるのは好きじゃない。
 寒々しくも広いシーツの海を一人で泳いでいると、どうしようもない孤独感が湧き上がるからだ。
 今までは女性がレンの孤独を埋めるまでは至らないにしても、ベッドの中での温もりはくれた。
 しかし現在では、レンがそれに縋ることを望まなくなってしまった。
 それは本当に欲しいのは、一つだけだと気付いてしまったから。
 本来、身体を重ねた後は、もう少し甘やかなピロートークの一つでもあったら良いと思う。
 ついでに朝まで隣にいてくれたら、レンはどれだけ安眠できるだろう。
 しかし相手はあの真斗だ。
 そんなことを持ちかけようものなら、冷ややかな瞳で「どこにその必要がある?」と聞いてくるに違いない。
 ……それどころか、脳内に真斗の声で思考の通り再生される。レンはぐったりしてすぐ側にあるシーツを頭からすっぽりと被った。
 こんな時は眠ってしまうに限る――。こんなことを考えるなんて、いちいちらしくない。
 レンは瞳を閉じたまま、シーツの中でちいさな息を吐いた。


 どれほどの時間が経過したのか。
 また静かに扉を開く音がして、まだ半ば濡れた髪の真斗が、きっちりと浴衣を身につけた状態で、シャワールームから顔をのぞかせた。
 室内に戻ってから、まず向けた視線はレンのベッドの上……。
 そこは間接照明を浴びて、白いシーツがセピア色に照らされている。
 そしてベッドの上にはすっぽりとシーツに包まった大きな繭が一つ。
 よく見なければわからないが、それは僅かに、でも規則正しく上下していた。
 真斗は足音を忍ばせて、部屋を分ける中央のラインに沿って、ゆっくりと繭に近づいてゆく。
 側にある気配に繭が身じろぐのに、真斗は思わず呼吸を止めてしまう。解けた繭の隙間から、レンの少し長い茶色の髪が覗いていた。
「……待っていて欲しいと思うのは、やはり勝手なのだろうな」
 健やかな寝息が聞こえてくるのに、真斗は眉を下げて少しばかり苦い笑みを零した。
 思わず零した言葉は、胸の内に少しだけ存在する、真斗の本音だ。
 本来、身体を重ねた後は、甘い睦言でも交わすのが、世の一般的な所であるかもしれないが。しかし、レンと真斗は恋人などという甘い関係ではないのだ。ないはずだ。

 だからこそうっかり長居をして場に流されてしまわないように、真斗は事が済んだらすぐにベッドから降りる。
 レンに甘い雰囲気を出されて、あの優しい手で抱き寄せられたり、髪でも撫でられてしまっては、真斗だって何を言い出してしまうか、わからない。
 もちろん、真斗がベッドから降りる度に、レンが情事中と変わらぬ熱の篭った瞳で背中をじっと眺めているのにも気付いているが、これも絶対に振り返らない。
 あの瞳で射竦められたまま腕を取られたら、真斗にはきっと抵抗することなんてできないからだ。
「……勘違いをさせられては、その。いろいろ困る――」
 誰に向けるわけでなく、息混じりに呟きながら、真斗はシーツからはみ出たレンの茶色の髪をそっと撫でた。
 その時、もぞりと繭が動いてレンがシーツの端から顔を覗かせた。
 起こしたかもしれない可能性に、真斗も思わず息を詰める。
「……う、ん」
 レンはちいさく呻くと、また健やかな寝息を零し始めた。
「驚かせるな」
 真斗は少しだけ眉を顰めると、それでも安堵めいた息を吐いた。
 シーツから覗くレンの顔は、彫像のように美しく、長い睫毛が濃く影を落としている。
 この男が何をもって真斗を求めるのか、真斗にそれはわからない。しかし時折見せるレンの本気が、真斗の心を掴んで放さないのだ。
『じんぐう、じ』
 声には出さず、口の中だけでちいさく名前を囁くと。真斗は起きているときよりも少しだけ幼く見えるレンの寝顔にかかる髪を指先で静かにかきあげた。
 それからゆっくりと身を屈めて、レンの薄く開かれた唇に顔を寄せ、触れ合わせようとした瞬間――。
 真斗は、はたりと自分が今何をしようとしていたかに気がついて、ぴたりと動きを止めた。
「……っ」
 真斗はがばりと身を起こして、浴衣の袖で口元を隠す。ついでに一歩下がって大きく深呼吸を繰り返した。

 ――自分は今、何をしかけた?

「あり、えない……」
 目元を染めたまま、ベッドの上の繭から視線を逸らす。
「…………」
 そして何事もなかったかのように、よろよろと自スペースに移動しようと足を踏み出した。



「ぅ、ん……」
 ちいさく繭の中のレンが再度呻いて、掠れた声で『まさと』と呼ぶ声が耳まで届き、ばくりと心臓が跳ね上がった。
 恐る恐る振り返ってみるも、レンはまだ夢の中だ。
 そのギャップに、真斗の瞳が眇められた。そのレンの様子に真斗の胸のうちで、イライラがゆらめいて、立ち上りはじめる。……本来ひょっとしたら、これはヤツアタリと言われるのかもしれない。
 しかし、こんなに真斗の気持ちばかり乱されては、不公平な気がするのだ……!
 真斗はつかつかとレンの眠るベッドサイドまで歩くと、ばさりとシーツを捲り上げ、顔が全部出たところで、ぴしりと額にデコピンを食らわせた。
「神宮寺、だらしのない格好で寝るな。風邪を引く、早く風呂に入れ」
 言うだけ言ったら真斗は振り返りもせず、今度こそさっさと自スペースへと引き上げる。
「……っ、ふぁ、なんだよ。母親かお前は」
 ぼりぼりと頭をかく音がして、レンがちいさく呟くのが聞こえた。……が、真斗は振り返らない。何故か振り返ったら負けのような気がしてもいた。
 黙って裾をさばくと、そのまま畳の上に敷かれた布団を捲り、その中に滑り込んだ。
 そして無理やりにも瞳を閉じて、世界を閉じてしまう。
「ちぇっ。いい夢見てたのに」
 不満げなレンの声、欠伸をする気配。歩く気配、シャワールームの扉を閉じる音。それらが耳に届くと、真斗は細くしかし大きく息を吐いた。
(俺は眠っている神宮寺にキスなどしようとしていない――)
 脳内でざっくり否定をしつつ、大きく頷いた。シャワールームから、レンの使う水音が聞こえてくる。
(――あれは俺の、気のせいだ)

 真斗はそう自分に言いきかせながら、必死で眠りのきっかけを探った。
 押し寄せてくる思考を必死でなぎ払い――そしてようやく真斗が眠りに落ちた頃。
 
 叩き起こされてシャワーを終えたレンが、同様に眠る真斗を覗き込み、誘われるようにキスをしかけてはっとしたことなど、当の本人は知る由もない。

 二人の想いは平行線――。
 くっきりと分かれたこの部屋と同じように、隣り合わせなのに交わらない。
 越境はまだまだ先の話……。

【了】





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